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8日に開催された「辺野古への新基地建設と県内移設に反対する県民大会」の実行委員会のメンバーらは10日から都内で防衛省などを訪ね、要請行動を展開しています。

要請団は大会共同代表の翁長那覇市長らと県議会議員など合わせて28人で、都内では防衛省で榛葉賀津也副大臣と面談。大会決議を手渡した後、普天間基地の移設問題を巡っては政府のブレが目立ち、県民に不安を与えていると指摘しました。これに対し榛葉副大臣は、沖縄県民の方にそう見えているのは残念で、県民の思いを重く受け止め対応していきたいと述べたということです。

那覇市長は「県外・国外移設は大変壁が高くて厚いこともよく知っている。それを乗り越える政治力が民主党に対する期待であったと思いますし、それを乗り越えるようなものがなければ、私は政治は混とんとしたところへ行くのかと思う」感想を語りました。

このあと要請団はアメリカ大使館を訪ねて大会決議を手渡し同じ要請をしたほか、先日、神奈川県の松沢知事が訪米中に「県外移設は不可能」と発言した問題を受け神奈川県に抗議しました。

要請団は11日も外務省や内閣府を訪ね、要請行動を展開します。