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迫力満点の女子プロレスリングの試合が昨日那覇市で行われました。実に10年ぶりの沖縄開催となった上に、所属団体の垣根を越えた人気レスラーが終結した舞台裏には、レスラー達の優しい思いと、沖縄のおばぁちゃん達の姿がありました。

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四角いマットの上を所狭しと暴れ周り、時に、ユーモラスなパフォーマンスで会場を大いに沸かせた女子プロレス沖縄大会!10年ぶりの沖縄開催となった今回の女子プロレスには所属団体の垣根を越えて、人気レスラー達がリングに上がりました。

ところで、今回の興行をプロデュースしたのは、ジャガー横田さん。ジャガーさんにはある思いがありました。

ジャガー横田さん「目標を持ってそれを達成すると言う気持ちは(おばぁ達と)一緒だと思うんですね」

戦中戦後の混乱の中で、義務教育が受けられなかったお年寄り達のために活動する珊瑚舎スコーレを支援しようと、ジャガーさんや、沖縄出身のドレイク森松選手、渡辺智子選手らが中心となって、今回の興行へとこぎつけたのです。

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ドレイク森松さん「高いの前々日から寝ていなくて。忙しくて次から次にやることが増えまして・・・」「おばぁたちも自分たちの試合を見て、心臓発作とか起こさない程度に。また、張り切って応援してくれて、また今後頑張ってくれたらなと思っています」

悪役レスラーとして活躍するドレイク森松は、タッグマッチで、渡辺智子と対戦、おばぁたちも、マブヤーが飛び出さないよう固唾を呑んで試合の行方を見守りました!さらに試合中にドレイク選手らが客席に乱入!

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「おら〜くそばばぁ」「もう〜怖い怖い」「アイエナ〜〜」

興奮も最高潮になった会場に、ついにジャガー横田選手が登場!6人タッグマッチで、アジャコング組との死闘を演じました!

ジャガー横田さん試合後「この間私、珊瑚舎を訪問させていただいて授業風景を見させていただいて、すごく私はみんなの頑張っている姿に、いや〜本当にみんなおばぁたちが頑張っているんだから私も頑張んなきゃって、すごく勇気をもらって帰ってきたんですね、なので今度は勇気をまたお返しする番だと思ってきょうの興行をやったつもりだったんですよ」

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プロレスでおばぁちゃん達を勇気付けたい。ジャガーさんら、レスラー達の思いは白熱の試合へと繋がります。最後は6人のレスラーがマットに入り乱れる中、ジャガー横田選手が、植松選手を押さえ込んで勝利を収めました。10年ぶりの女子プロレス興行は大成功!レスラー達のあったかいおばぁ達への熱いエールはしっかりと届いていました。