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20年前にオープンして以来、修学旅行などで毎年およそ2万人が訪れる南風原文化センターが建物を新築し、3日にリニューアルオープンしました。

オープニングセレモニーでは、大城和喜館長と地元の小中学生がテープカットをして新しい建物の完成を祝いました。沖縄戦で住民のおよそ4割にあたる4000人余りが犠牲になった南風原町。

沖縄戦のコーナーでは陸軍病院壕が当時の医師や看護師の証言をもとに再現されているほか、戦車やガマから発掘された遺品が数多く展示され、戦争の悲惨さを伝えています。また、戦前、戦後の人々の暮らしを伝える資料も紹介されていて、南風原町の人たちを始め沖縄の人たちが歩んできた道のりを学ぶことができます。