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泡瀬干潟の埋立て事業を巡る裁判で、公金の差し止めを命じる控訴審判決が出されたのを受けて沖縄市の東門市長は上告を断念することを決めました。

泡瀬干潟の埋め立て事業に関しては一審の那覇地裁、二審の福岡高裁那覇支部が計画に経済的な合理性は認められないとして、公金の支出差し止めを命じる判決を言い渡しています。

これを受けて沖縄市は県や国と話し合いを進めてきましたが、最高裁に上告しても勝訴は厳しいと判断し、断念を決めたということです。東門市長は26日午後から会見を開いて、正式に上告断念を表明する予定です。

しかし事業については計画を見直した上で、継続させたい方針で、今月末にも上京し、前原沖縄担当大臣に理解を求めるものと見られています。