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泡瀬干潟の埋め立て事業で、公金の支出差止めを命じた1審の判決を不服として県と沖縄市が控訴していた裁判の判決が15日午後言い渡されます。

泡瀬干潟の埋め立て事業をめぐり、2005年5月、工事に反対する住民500人あまりが公金の支出差し止めなどを求めて県と沖縄市を提訴。一審の那覇地裁は去年11月、「経済的合理性が認められない」として公金の支出を差し止める判決を言い渡し、県と沖縄市が不服として控訴していました。

控訴審では、県と市は現在進めている土地利用計画を見直すことで事業の経済的合理性はあると主張し、住民側は、具体的に土地計画も定まらない時点で経済的合理性がないことが証明されていて、事業を止めて、泡瀬の自然を守るべきと主張しました。

判決は15日午後2時に言い渡され裁判官の現地調査を含めた4回の控訴審での判断が注目されます。