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アメリカの大手クルーズ船会社と県内の団体が5日、クルーズ船の沖縄への寄港増加を目指して意見を交わしました。

この会は、アメリカの大手クルーズ会社、ホーランド・アメリカ・ライン社の運航計画責任者、ティモシー・リティニーさんが新しい寄港地の視察のため沖縄を訪れたのに合わせて、観光協会などで作る県クルーズ促進連絡協議会が開いたものです。

この中でリティニーさんは、世界のクルーズ業界では2009年、およそ2兆5000億円の売上が予想されるなど業界が年々拡大しているが、アジア・太平洋地域では言葉の問題や通訳ガイドの不足などが原因で伸び悩んでいることを報告しました。

そして、沖縄への寄港を進めるためにも、欧米諸国のようにクルーズ船を呼び込む国を挙げての組織作りをしてほしいと訴え、参加者は熱心に聞き入っていました。