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衆議院総選挙は中盤からいよいよ終盤戦へと突入します。シリーズ「真夏の決戦」、きょうはQABと朝日新聞社が行った選挙戦中盤の総合情勢についてお伝えします。

調査は今月22日から25日まで4日間、県内4つの選挙区の有権者を対象に電話による調査を実施し、取材で得た情報と合わせ、総合的に情勢を探りました。それによりますと、4つの選挙区で野党側の候補者がリード。自民党は苦戦、もしくはやや厳しい状況で、県内のすべての選挙区で議席を失う可能性もあります。

【1区】

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投票態度を明らかにした人でみると、1区では、国民新党・前職の下地幹郎さんが、民主党支持層の9割、無党派層の5割、社民党支持層の4割の支持を集め、安定した戦いぶりをみせています。

一方、自民党・新人の国場幸之助さんは、自民党支持層の7割、公明党支持層の8割を固め、激しく追っていますが、無党派層の支持は2割程度にとどまり、無党派層への浸透がかぎとなっています。

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共産党新人の外間久子さんは、共産党の大半をまとめ、支持拡大に懸命になっています。

年代別支持では、下地さんと国場さんは20代と40代でほぼ拮抗していますが、下地さんは30代と50代以上で幅広い支持を得ています。

【2区】

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2区では、社民党・前職の照屋寛徳さんが、社民党支持層と共産党支持層の大部分に加え、民主党の9割、無党派層の7割余りに幅広く浸透。また自民党支持層の1割余りの支持も得て、優位に立っています。

一方、自民党・前職の安次富修さんは、自民党支持層のおよそ8割、公明党支持層の7割をまとめましたが、無党派層の支持は2割程度で、勢いが見られない情勢です。

年代別支持でも照屋さんは、20代からすべての年代層で6割から7割以上の圧倒的な支持を集めており、安次富さんは支持拡大に懸命になっています。

【3区】

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3区では、民主党・新人の玉城デニーさんが民主党支持層の8割、無党派層の5割近い支持を集めるとともに、自民党支持層の3割に浸透するなど、他の候補者に水をあけています。

自民党・前職の嘉数知賢さんは、自民党支持層の4割、公明党支持層の5割と、自公の支持層をまとめきれず、苦戦しています。

社民党・新人の新川秀清さんは、社民党支持層をまとめ、共産党支持層の8割近くの支持を得ていますが、それ以外の支持の広がりは見られない情勢です。

保守系無所属・新人の小渡享さんは、厳しい戦いとなっています。

年代別支持では、玉城さんが20代からすべての年代層で高い支持を集めています。新川さんは60代で3割、嘉数さんは70代以上で3割の支持を得ていますが、その他の年代層での支持は低くなっています。

【4区】

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4区では、民主党・新人の瑞慶覧長敏さんがリードし、自民党・前職の西銘恒三郎さんが懸命に追っています。

瑞慶覧さんは民主党支持層の9割強を固め、共産党支持層の9割、社民党支持層の8割に浸透。さらに無党派層の7割にも支持を広げています。

一方の西銘さんは、自民党支持層の9割近く、公明党支持層の7割をまとめましたが、無党派層の支持は2割にとどまり、支持の広がりが課題となっています。

年代別支持では、いずれの年代でも瑞慶覧さん支持が西銘さん支持を大きく上回っています。


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情勢調査結果は、4つの選挙区で民主党候補と民主党が推す候補が安定した戦いをみせ、逆に自民党候補が苦戦しています。ただ、調査時点では投票態度を明らかにしていない人が4割前後おり、情勢は変化する可能性もあります。

衆議院総選挙、中盤の情勢調査ではやはり、民主党の候補者が政権交代の追い風に乗って広く支持を集めているようです。しかし選挙戦はきょうを含めてあと3日あり、各陣営の戦いはさらに激しさを増すものとみられます。以上、選挙区の情勢調査結果をお伝えしました。