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読谷村に建設が計画されていた産業廃棄物の最終処分場はこのほど、業者側が計画を断念する意向を村側に正式に伝えました。

この問題は現在、村内で安定型処分場を運営する産廃処理業者が、新たに管理型の処分場の建設を計画していたもので、村や地元住民は環境が破壊されるとして、これまでおよそ4年間にわたり、反対運動を続けてきました。

計画断念を受け、読谷村の安田慶造村長は31日、住民とこれ以上の対立を回避することを選択した業者側の英断に感謝すると述べました。そして「一連の問題の発端は地元の了解を得ないで処分場の設置許可を出した県にあり、許認可権や監督権を持ちながら十分な対応をしていない」と県の環境行政を厳しく批判しました。