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県内の元気企業や魅力ある商品を紹介する「輝け!うちなーの星」です。きょうは県産泡盛を支える、黒麹を生産している県内唯一の企業です。北谷町にある石川種麹店の朝は、午前6時過ぎから始まります。泡盛の原料である黒麹を製造する、県内唯一の企業。作り方は、まず、米に水分を十分に吸収させます。その後、米は、蒸し器に移され、高温で蒸されます。黒麹をつくる作業でもっとも大切なのは温度と湿度の管理。作業場の湿度は100%。

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「やっぱり湿度が高ければ高いほど、菌の発育(はつき)がいいということで」

そして、黒麹菌を種付けし、よく混ぜ合わせます。大変ですね、中どんなですか?「サウナですね。」 最後は、室と呼ばれる部屋で、ゆっくりと菌を培養します。

「これが泡盛の黒麹菌です。米を蒸してからちょうど3日目です」

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生産量は月およそ360キロ。この黒麹、一袋から、100リットル余りの泡盛が製造されます。こうした種麹を専門で製造する企業は全国でも数社しかありません。店は夫婦2人で切り盛りしています。先代の、みどりさんの父親が創業してから53年ずっと県内の泡盛の味を支えてきました。

「やっぱり引き継がないといけないという気持ちはありましたよね」

3年前に、工場を新築し、現在は、県内で使われる黒麹のおよそ半分のシェアを占めていますが、将来的には、県外産を抑え、100%県内産の黒麹で、沖縄の泡盛を支えたいと願っています。

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「やっぱり生き物なもので、見ているうちに一日一日でもう、変わっていくもんで」「やっぱり赤子を育てるってような感じっていうのかな」「お互いにお尻を叩きながら、頑張っていきましょうフフフ」

夫婦2人だけの小さな企業が、沖縄の泡盛をきょうもしっかりと支えています。