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泡瀬干潟の埋め立て開発事業を巡る裁判の控訴審です。福岡高裁那覇支部が7月に泡瀬干潟を視察することになり、7月中には結審する予定です。

泡瀬干潟の開発事業では、那覇地裁が工事への公金支出差し止めを命じる判決を出し、県と沖縄市が控訴しています。25日の第二回控訴審で反対派住民らは、事業は東門市長が計画見直しを表明してからも漫然と行われていて合理性がないと改めて主張しました。泡瀬干潟を守る連絡会の前川事務局長は「その意思表明のあと、沖縄市は現に土地利用計画の見直しを始めている。ですから平成12年当時の計画はもう白紙に戻っている」と話しています。

控訴審は裁判所の現地視察後の7月23日の法廷で双方が弁論し、結審する予定です。