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心臓に電気ショックを与えるために使われる「AED」。最近ではホテルや学校など様々な公共施設でもよく見かけるようになりましたが、そのAEDの講習会が恩納村で開かれました。

今から5年前に一般の人の使用が認められ、現在、様々な場所に配備されているAED。心臓がけいれんを起こし、血液をうまく体に送り出せない状態に陥った人に電気ショックを与え、心臓の働きを戻す装置で、使い方は患者の右胸と左脇に電極パットを張り、一瞬、強い電流を流します。人工呼吸や心臓マッサージによる心肺蘇生をともに行うことが必要で、注意点は電気ショックを与える際に感電しないよう患者から一旦離れることです。

金武消防・前田哲男救急救命士は「AEDはいろんなタイプの機械が出ていますが、基本的には使い方は一緒。まず電源を入れて、その後アナウンスが流れるので、アナウンスに従って操作すれば誰でも使用できる」と話しています。

統計によると去年1年間で280人がAEDによって命を救われたということで、目の前の人が救えたはずの命にならないよう、使い方を覚えておく必要がありそうです。