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梅雨に入っても恵みの雨があまり降らない状況が続いています。沖縄気象台によりますと、5月の降水量は那覇市で平年の79パーセント、国頭村奥では42パーセントと平年の半分以下です。

9日は県の職員らが街頭で節水を呼びかけました。街頭での呼びかけは県内20カ所で行われ、このうち県庁前では県や那覇市の職員らがチラシを配り、洗濯のすすぎの回数を減らしたり、水を出しっ放しにしながらの食器洗いをやめるなど、節水を呼びかけました。

国が管理する県内7つのダムの貯水率は、9日午前0時現在で43.6%と沖縄渇水対策協議会が定める安全領域を下回っています。県では、今はまだ給水制限を始める段階ではないということですが、今後も少雨が続くと1994年以来15年ぶりの制限となる可能性もあるということです。