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那覇市は9日、各家庭に送る児童手当の現況届について死亡した児童や18歳以上も支給対象欄に記名されるなどのミスがあったことを明らかにし、謝罪しました。

那覇市によりますと、今月3日に送付された児童手当を受給するための現況届書に、本来記載されないはずの亡くなった児童や18歳以上の人の名前が記載された届書を発送したということです。亡くなった児童名が記載されたのは8件、18歳以上の人の名前が記載された届書はおよそ650件に上り、那覇市では死亡した児童名が記載された8件については直接その家庭に出向き、謝罪したということです。

9日午後に開いた会見で、那覇市こどもみらい部の稲嶺盛長部長は「今回の届け出対象となっている市民の皆様に多大なご迷惑をおかけしたことに対し、衷心より深くお詫び申し上げます」と謝罪しました。

那覇市では2008年に行政情報システムが新システムに移行した際、チェックが適切に行われなかったのがミスの原因としていて、今後は再発防止に努めたいと話しています。