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医療行政を学ぶため沖縄を訪れているJICAの研修員が2日午前、県の福祉保健部を訪れました。県庁を訪れたのは、5月からJICA沖縄で医療行政や地域の保健活動について講義を受けている中南米の研修員12人です。

母国で保健省などに勤務し国の医療を担う研修員達は、日本でも沖縄が特に乳幼児の死亡率が低いことや、医師と看護師の協力体制について熱心に質問していました。取材に対しウルグアイ保健省のマリア・アンドレアさんは、「私達の国では、最高の医療器具が揃えば問題は解決すると考えられているが、沖縄で研修を受けて、病気の予防対策が非常に重要であることを学んだ。」と話していました。

研修は7月中旬までで、西表島の診療所も見学するほか、県外では日本のへき地医療に携わる医師を育成している、栃木県の自治医科大学を視察する予定です。