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がんじゅうへの扉です。日頃から運動をしたいと思っていてもなか出来なかったり続かないという人も多いのではないでしょうか。そこできょうからでも気軽にそして無理なく出来る、ウォーキングとストレッチを紹介します。実際に日頃運動不足で悩むQABの中村記者が挑戦しました。

突然ですが、皆さん最近運動をしていますか?

30代男性「運動は今やっていませんねぇ。やる場所と機会がちょっとなくなっているからという感じですね。」20代女性「普段仕事しているので、なかなか外に出る機会がなくて。」30代男性「運動はしていませんね。フィットネスクラブ見たいな所に通いたいだけどなかなか時間がない、休みもねぇ。」

運動したいという意識があるもののする機会が全くないようですねぇ。県が「健康づくりの取り組みについて」まとめたものによると意識的に運動を心掛けている人の割合が、全世代の平均で男性が50.8%、女性が45.9%なのに対して、実際に運動する習慣がある人と答えたの割合は、男性で37.3%、32.2%と10ポイント以上低い回答が出ています。

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一番手ごろに始められる運動といえば、歩くこと。那覇市の漫湖公園には、ウォーキングをしている人達を多く見かけます。男性「週に4・5回ぐらいかな。ここの往復」男性「だいぶいいですよ!しないと体がだるくなるんですよ。やっぱり続けたほうがいいですね。」

歩くことはやっぱりいいことですね。きょうからはじめてみようと思った方、ちょっと待ってください!

ハートライフ病院 松元先生「運動しなくちゃいけないといっていきなり張り切ってですねワァッとしてやろうと思うと事故が起こったりするので、運動は体にいいんだっていきなりやるとね、危ないんです。」

と、話すのはスポーツ医学が専門の松元先生です。こちらの病院では、職員の健康増進や糖尿病の運動療法の一環として無理なく出来るストレッチやウォーキングをするプログラムを取り入れています。そのプログラムを今回、日頃運動不足な私が受けることにしました。

まずストレッチから始じめましたが・・・ かなり体が硬くなっていることを実感しました。ウォーキングをする前にすっかり息が上がっていました。

ハートライフ病院 玉城先生「重要なのは反動を決してつけないでゆっくりやること息も止めないで息を整えながら息を吸ったりはいたりすることが重要です。」

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ストレッチ講習!運動をしていて痛めやすい足を中心にやっていきます。まず、片足のかかとを立てて膝を伸ばします。反対側の足は膝を曲げた状態で、そして腰を前に倒します。手は両膝に乗せて10秒間行ないます。次に、片足を曲げ足首を持ったまま10秒間数えます。そのとき倒れる危険がありますのでものにつかみながら行なってください。ストレッチが終わるといよいよウォーキングの仕方について習いました。実際に歩いてみると・・・

まず、肩の力を抜き背筋を伸ばして歩きます。そのとき背中を丸めて、全体的に前かがみにならないように気をつけます。そして、足全体を全面つけて膝をしっかり伸ばします。

ハートライフ病院 玉城先生「ただし、1時間以上毎日歩くと今度は関節や筋肉に負担が来るので、せいぜい長くても1時間以内に留めておいたほうがいいと思われます。」

ハートライフ病院 松元先生「20分以上運動しないと効果がないんだとかとく言われるますが、20分、時間がないからやっても意味がないんだということはありませんので、5分でも10分でもそれなりの効果が出ますのでこまめに動いているほうがいいと思いますね。」

せっかく始めるなら長続きさせたいですよね。

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ハートライフ病院 玉城先生「仲間作りであるとか、例えば一人で歩くよりは仲間を作って歩くほうがより楽しく歩けたり、あるいは目標を作るのも一つの手だと思います。例えば一週間で歩く距離をこれぐらいに決めてしまうと。回数を決めてしまうと、そういう目標があるとまだ一人でやってもやりやすくなる。」

きょうから、皆さんもしっかりストレッチをやった後ウォーキングを楽しんでみてはいかがでしょうか。

通勤途中に少し遠回りするとか家の周りを一周するなど、とにかく10分、20分でも時間を見つけて体を動かすことが大切だということです。そしてこれを見てウォーキングを始めようと思った方、またすでにしている方に玉城先生からアドバイス。これからさらに暑くなってくると脱水症状や熱中症にかかる恐れがありますので、運動中はこまめに水分を取りながら行なってくださいということです。以上、がんじゅうへの扉でした。