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本土復帰から5月15日で37年、基地のない平和な暮らしを求めて、県内を歩く平和行進が15日から3つのコースに分かれて始まりました。

このうち那覇市役所をスタートする南コースには県内外からおよそ700人が集まり糸満市に向けて出発しました。東京から参加した男性は「基地は環境も全部壊すとにかく一日も早くなくなることを願って」と話していました。

平和行進では37年経っても変わらない基地の現状を訴えながら3日間に県内を練り歩きます。

仲井真知事は「産業振興・基地の整理縮小に今後とも私も努力していきたい」と話しました。

また知事は「振興計画と県民の努力で沖縄は着実に発展した」としながらも未だ解決されない基地の重圧、産業振興など様々な課題に取り組むと述べました。