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嘉手納基地に一時的に配備されていたF22戦闘機が、19日に続き20日も100デシベル近い騒音をまき散らしてアメリカ本国に帰還しました。

F22は1月からおよそ3か月間嘉手納基地に配備され、F15戦闘機や航空自衛隊と戦闘訓練を繰り返しました。配備されていた12機のうち6機が19日午前6時過ぎに嘉手納基地を離れ、残りの6機が20日午前6時40分頃から本国に向けて離陸しました。離陸時の最大騒音は、電車が通過する時の線路脇の音に相当する99.7デシベルに達しました。

日米両政府は嘉手納基地のF15の訓練の一部を本土に移転して、沖縄の負担を軽減すると県民に伝えていますが、こうした外来機の飛来などによって、2008年度に嘉手納基地から発生した騒音の回数はこの5年間で最も多かったことがわかっています。