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シニアに静かなブームの県立農業大学校の入学式が9日に行われ、あすの農業を志す41人が新たなスタートをきりました。新入生は野菜や花きなど4つの専攻で学びます。

平良武康校長は全員の入学を認定し「県内の農業を担う責任と自覚をもって頑張ってください」と新入生を激励しました。

県立農大は近年、セカンドライフを農業とともに過ごしたいという人の入学が目立ち、2009年の入学生41人のうち50代以上は6人、そのうち5人は定年退職を迎えたシニア世代です。

新入生のひとりは「横浜から来ました。ちょうど先月60歳で退職しました。今まではほとんど人と接してきましたが、これからは自然と接するということで」と話していました。年齢の違う同期生達は寮生活をともにし、農業のノウハウを学びます。