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100年に一度と言われる不況の中でスタートした新年度ですが、晴れて社会人となった人たちは即戦力となるための研修が始まっています。

社会人の基本、あいさつ訓練で研修を実施したのは中小企業家同友会です。同友会では毎年、会に所属しているおよそ1000の企業が採用した新人のフォローアップと中小企業の連携を目的に、その年に入社した各社の新入社員を集めて合同入社式と研修会を開いています。20回目となる研修には22社が採用した新入社員72人が参加。まずは県内企業から講師をむかえ、社会人の心構えや話し方・ビジネスマナーなどの講話に耳を傾けていました。

サザンツーリストに入社の水嶋直道さんは「不況という中で入社できたことが本当に安心しましたし、頑張りたいと思います。喋り方など社会人としてのマナーをを基本から身につけていきたいと思ってます」と語り、お菓子のポルシェに入社した古波蔵麗華さんは「自分の出来ることは精一杯やり、分からないことは先輩に聞いて、自分なりに成長していけるよう努力したい」と意気込みを語りました。また、沖縄コンピュータ販売の中本岩郎さんは「学ぶ、周りから話をきく、自分がどういう立ち位置にあるのかを早く見極めて、とりあえずがむしゃらにくさらないで、最後まで前向きに頑張ります」と意欲を見せていました。

研修は2日までで、業種の垣根を越えたグループミーティングなどで交流も深めます。