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名護市辺野古沖への普天間代替施設の建設で、沖縄防衛局は環境影響評価準備書の公告縦覧を2日から開始しました。公告縦覧されている環境アセス準備書は基地建設予定地で、2008年3月から1年間実施した環境調査の結果や環境への影響予測などを3冊およそ5400ページにまとめたものです。

公告縦覧は県内5会場で行われていて、このうち嘉手納町の沖縄防衛局では沖縄ジュゴンネットワークのメンバーらが閲覧を行いましたが、準備書が膨大な量であることなどから縦覧期間の延長を求める申し入れを行ないました。

沖縄ジュゴンネットワーク土田武信事務局長は「アセス法違反ではないかということを具体的に沖縄防衛局がどう考えているのかを意見を聞いたうえで(準備書に対する)意見を出したい」と話しています。

公告縦覧は5月1日まで。住民意見の締め切りは5月15日までとなっています。