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県立病院の独立行政法人化問題で、県議会文教厚生委員会は19日夜、「独法化については拙速な判断は行わないよう」求める決議を全会一致で採択しました。

19日に開かれた県議会文教厚生委員会では、議案や陳情案件などの採決の際、野党から県立病院の独立行政法人化に反対する決議が提案されました。これを受けて与党の自民、公明は当初、反対決議に難色を示しましたが、その後、与野党間で文言の調整が断続的に行われました。

その結果、反対決議ではなく県立病院のあり方に関する決議として、県が進める独法化について「拙速な判断は行わない」「離島へき地の医療格差が生じないよう万全の対策を講じる」「看護師1人が見る患者の数7人の確保」などを求める文言で与野党が歩み寄りをみせ、全会一致で決議が採択されました。

委員会では決議を25日の最終本会議で可決し、仲井真知事に手渡す方針です。