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県議会予算特別委員会は16日に仲井真知事の出席を求め、総括質疑を行いました。県立病院の独立法人化移行問題や国頭村の林道建設事業などで、野党議員9人が知事の見解を質しました。

まず県立病院の独立行政法人化について、仲井真知事は「独法化も含めてこれははじめからノーと言っては、かなり限定された範囲で公的医療をどうやっていくかという話になる。むしろ(独法化が)必要ならその方向へ行くべきだと」答えました。

また国頭村の2つの林道建設工事に関しては、環境を守りながらとした上で「現実にそこで仕事をしている人がちゃんと仕事をやっていける。そういう中で最小必要な形で林道というのはどうしても必要」と答えました。

総括質疑を受けて野党各会派は、知事の見解は問題の重要性の認識に欠けるとして、採決では林道工事予算案の削除や文厚委員会での独法化反対の決議をする方向で詰めていて、対立はさらに強まりそうです。