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普天間基地で3日、3000リットルのジェット燃料が流れ出た事故で、宜野湾市議会の特別委員会は10日、現場への立ち入り調査を求めることを決めました。これは、3日に普天間基地の北側の燃料タンクからジェット燃料、およそ3000リットルが流れ出たものです。

地元宜野湾市や県への連絡は発生の2日後で、流れ出た3000リットルのうち2700リットルはいまだに回収されていません。このため10日に開かれた宜野湾市議会の基地関係特別委員会では、事故のあとの大雨で地下水が汚染されたのではないかといった懸念の声が相次ぎました。

そして、宜野湾市が6日に沖縄防衛局に対して要請した基地の立ち入り調査について、市議会のメンバーも参加できるよう軍に直接要求することが確認されました。また委員会では、開会中の市議会3月定例会で、抗議決議を可決する方針です。