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心臓の病気で入院中の1歳の息子が死亡したのは病院のミスだとして、息子の両親が病院の管理者である県を相手に那覇地方裁判所に提訴しました。提訴したのは、那覇市の森江鷹杜ちゃん(当時1歳)の父親の恒久さん(38)と母親の早苗さん(30)です。

鷹杜ちゃんは2007年に心筋炎の治療のため、県立こども医療センターに入院していた際、水分を補うため鼻から栄養チューブを入れる処置中に心肺停止に陥って脳梗塞を起こし、そのおよそ80日後に死亡しました。

鷹杜ちゃんは先天性の心臓病を持っていましたが、両親は研修医による処置のミスから生じた脳梗塞が原因で死亡したと主張。これに対して病院側は死因は先天性の心臓病によるもので死亡に対する責任はないとして、全面的に争う構えです。

息子の死の真実を知りたいと提訴した両親。その訴えに病院側はどう答えているのでしょうか。秋山記者のリポートです。