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20日、宜野湾市の食品販売会社がフィリピン産の海ぶどうなどを県内産と偽って販売していたことがわかりました。不正な表示を行っていたとしてJAS法に基づく指示を受けたのは宜野湾市の海昇食品です。

県によりますと海昇食品は県内産とフィリピン産が混ざった海ぶどうを「沖縄産」と表示し、海洋深層水を一切使用していないにも関わらず、海洋深層水使用と表示して販売していました。

また、鹿児島県産100%のアーサを「沖縄のアーサ」と表示して販売していたほか、国内産のミミガーを「沖縄産」と表示していました。

これらの商品は主にお土産物として販売されていて、海昇食品は「受注が増え、必要な県内産を確保できなかった」と偽装を認めているということです。