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サルモネラ菌に感染した豚肉が食肉センターから誤って金秀に出荷された問題で、金秀商事の社長が被害に対する補償を求めない考えを明らかにしました。

この問題は2008年12月、南城市の食肉センターからサルモネラ菌に感染した豚肉1頭分がかねひでの店舗に誤って出荷され、21の店舗で703パックが販売されたものです。

19日に県庁を訪れた金秀商事の呉屋守章社長は「厳しい財政状況ではあるが、企業努力で損失を補い、お客様の信頼を回復したい」と述べ、県に対して補償を求めない考えを示しました。

仲井真知事は「迷惑をかけました」と改めて謝罪し、金秀の対応に感謝の言葉を述べました。