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まずは週末に行なわれた九州高校レスリング新人大会。北京オリンピックの日本勢の大活躍で注目を集めるレスリングですが、沖縄のレスリング界だって熱いんです。全国的にもレベルの高い九州高校レスリング界。全国大会の出場権はベスト8以上に与えられます。この大会での上位進出は、全国での活躍を占うものになります。

基本的にポイント制で、最長3ピリオドで争われるレスリング。

相手を腹ばいにさせたり、ヒザや肘などをマットにつけると1点が加点。投げ技を決めたり、相手の肩をマットにつけるとさらに高いポイントになります。

この大会、県勢で特に期待されるのは、伊江島出身で長年相撲をとってきた50キロ級・北部農林2年の石新一早選手。去年の国体ではベスト8まで勝ち上がりました。

60キロ級・浦添工業1年の宮城辰司選手は中学時代は柔道部に所属し、レスリング歴はまだ1年。それでもジュニアオリンピック九州大会17歳以下の部で準優勝という成績をあげています。

石新選手の50キロ級は特に九州勢のレベルが高く、強豪ひしめく階級。準々決勝の相手は去年、この大会で敗れた吉田拓郎選手です。しかし石新選手は落ち着いた試合運びで、第1,第2ピリオドを奪い、準決勝に駒を進めました。

準決勝の相手はさらに強敵。ジュニアオリンピック九州大会優勝の横溝拓二選手です。

石新選手「2連続で勝負どころ。試合と試合の間に気合を入れなおして」

第1ピリオドは互いにポイントをとれず、1分が経過。横溝選手が攻めます。しかし、粘った石新選手、第1ピリオドをとります。

そして第2ピリオド。この投げ技で4ポイントを獲得!この後もポイントを重ね、横溝選手を退けました。

続く決勝戦は惜しくも敗れたものの、九州のライバル達を相手に健闘を見せた石新選手。確かな手ごたえを感じていました。

石新選手「続く全国大会はベスト4の3位入賞以上をねらって、表彰台にのぼれるようにがんばりたいと思います」

一方60キロ級の宮城選手は、1年生とは思えない冷静な戦いぶりで勝ち進んでいきます。

準決勝はローリングでポイントを重ねます。見事、決勝戦に駒を進めました。

決勝戦の相手は団体戦で優勝した熊本・玉名工業の2年生、北村選手です。第1ピリオドはこれまでと違い、なかなか攻めることができない宮城選手。残り20秒を切ったところででバックをとられ、ポイントを与えてしまいます。

第2ピリオドも先に1ポイントをとられてしまった宮城選手。反撃にでますが…。さらにポイントを奪われ、優勝はなりませんでした。

宮城選手「優勝までもう少しだったので、くやしい。(Q:全国大会の目標は?)目標っていうか、勝つことです。とにかく勝つことです」

準優勝した石新くん、宮城くんを筆頭に、県勢は6人が全国高校選抜大会の出場権を獲得。3月に新潟県で行なわれる大会の県勢の活躍も楽しみです。

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沖縄キャンプ ロッテ、浅尾・西堀ペア

祝日の先週水曜日、今季はじめての紅白戦を行なったロッテ石垣島キャンプ。

先発は去年に引き続き、大嶺祐太投手(八重山商工出身)です。地元のファン達が見守る中、主力が集まる白組で登板しました。

大嶺投手は2回を投げ、打者7人に対し、許したヒットはポテンヒット1本のみ。33球を投げ、三振3つを奪い、無失点でおさえました。

去年よりボールに勢いがあり、順調な調整ぶりをみせてくれた大嶺投手。ローテーション入りを目指す今シーズン、活躍を期待させるピッチングをみせてくれました。

取材陣にバレンタインデーのチョコレートを配るのは、ビーチバレーの西堀健実・浅尾美和ペア。去年に引き続き、今年も今月4日から西原町マリンパークでキャンプをはっています。

「去年よりもすごくあったかいです。いい環境で練習できています。(2009年は)西堀・浅尾ペアがさらに強くなって変ったって見ている方に思ってもらえるような試合をしたいです」

「(Q:沖縄キャンプのテーマは?)ダブル“I”です」

テーマは「自主性(independence)」と「練習中も常に実戦モード(in action)」。4月から始まるツアーを前に、沖縄で実戦練習をスタートさせました。

朝5時半起床で、夜9時半までの練習。この日、浅尾選手はコーチの厳しい指摘に涙する場面も・・・。ツアータイトル獲得に向け、今月は1日も休むことなく練習を続けていくということです。

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最後に、今年こそJFL昇格めざすサッカーのかりゆしFCの話題です。

熱いハートを表すオレンジ色のユニフォームに身を包んだ選手たち。ことしは7人の選手が新たに加わりました。

小寺一生主将「新規加入した選手たちとともに、チーム一丸となってことしこそはJFL昇格、Jリーグのチームを倒すということを目標に、1年間がんばっていきますので、応援よろしくお願いします」