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那覇新港と中城港に1日あわせて5隻の海上自衛隊の艦船が寄港しました。民間の港である那覇新港への寄港は異例で、2日朝、港湾労働者らが抗議しました。

那覇新港に寄港したのは、海上自衛隊の士官候補生らが研修に利用する練習艦隊所属の「かしま」と「しまゆき」です。寄港の目的について海上自衛隊は、およそ170人の士官候補生が県内の自衛隊基地を視察したり、史跡などを見学するためとしています。

海上自衛隊沖縄基地では普段利用する港に中城港を指定していて、那覇新港を使用するのは防災訓練で4年前に寄港して以来2度目と異例です。港湾関係の労働組合などからは「非常時に民間の港を利用するための実績づくりだ」と批難の声をあげていました。