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ちょうどホエールウォッチングのシーズンですが、辺戸岬では先週末から4日連続でクジラのカップルが目撃され、話題になっています。

先週金曜日午前9時ごろ、国頭村辺戸岬の沖合を悠々と泳ぐザトウクジラの姿が見られました。クジラは全部で4頭。二組のカップルのようで、19日までの4日間ほぼ一日中辺戸岬から観察できました。

クジラを撮影した嘉陽宗幸さんは「座間味では有名ですけど、沖縄本島でまじかで見るというのはびっくり。近い時は100メートルくらいまで寄ってくる」と話していました。

座間味ホエールウォッチング協会の宮村幸文さんによりますと、調査を始めた18年前は個体識別できたクジラの数は2〜3頭だったのが、昨シーズンは160頭を超え、沖縄で冬を過ごすクジラの数は確実に増えているということです。

そのため、繁殖海域も広がっていると見られていて、今後辺戸岬や真栄田岬などもホエールウォッチングのポイントとして定着するかもしれません。