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去年、那覇地裁が公金の支出差し止めを命じた泡瀬干潟の埋め立て事業で、事業を進めている沖縄総合事務局は15日から護岸の中に土砂を投入する作業に着手します。

事業では、これまですでに、96ヘクタールの第一区域を囲む護岸が完成しています。沖縄総合事務局は15日中城湾新港地区の浚渫作業に着手し、掘り出した土砂を台船で移動させた後、護岸の中に投入します。

埋め立て事業を巡っては去年11月に那覇地裁が経済的合理性が認められないとして公金の支出差し止めを命じる判決を言い渡しています。県と市はいずれも控訴していて、計画では2012年度までに第一区域の埋め立てを完了させることにしています。