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去年一年間に倒産した県内企業の負債総額は726億円と、過去4番目に高い数字となりました。

東京商工リサーチ沖縄支店によりますと、去年の県内企業の倒産は98件で2007年に比べ20件増加しました。一方、負債総額は726億円とバブル経済崩壊後の91年に次ぐ過去4番目に高い数字となりました。

信販会社県内最大手のオークスの倒産や本土の不動産開発業者の破産を受けた県内不動産者業者の倒産など、年後半にかけ大型倒産が相次いだことが主な要因です。

件数を業種別で見ると公共工事の減少や改正建築基準法の影響を受けた建設業が最も多く、半数を占めていて、厳しい経営環境が続く中、倒産は年度末にかけてさらに増えることが懸念されています。