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今月24日、大里村の食肉センターで屠畜され出荷された豚の一頭が豚サルモネラ症に感染していたことがわかり、県では28日この食肉をすべて回収するとともに、県産の豚肉は十分に加熱するよう呼びかけています。

県福祉保健部によりますと、今月24日に屠畜され出荷された豚136頭のうち2頭にサルモネラ症が検出されました。

この2頭はいったん保留されていましたが、なんらかの手違いで通常通り食肉加工され、27日に県内のスーパー「かねひで」に出荷。三枚肉や肩ロース、ソーキ骨などの商品として703パックが販売されたということです。

県では、この豚サルモネラ菌が人への発症を及ぼした例は国内ではなく、豚特有の病気で十分加熱すれば問題はないとしていますが、県では直ちにこのセンターが出荷した豚肉の全商品を回収するとともに、かねひでで購入した消費者にはこの豚肉を食べないよう、また返品を呼びかけています。