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上場企業の株券電子化が来年1月5日から始まるのをご存知でしょうかしかしまだ県内には多くの電子化されていない株があるとみられています。株券の電子化は株券の盗難や紛失がなくなり、投資家が管理しやすくなるほか、発行企業のコスト削減のために1月5日から実施されます。

移行に伴い紙の株券は無効となりますが、まだ県内では多くの、こうしたタンス株が電子化されず、眠っているとみられています。期日までに電子化の手続きをしなかった場合、直ちに権利が失われるわけではありませんが、特定口座での管理となり自由に売却ができなくなるなどの不便が生じます。

証券会社の担当者は「一番のポイントは名義だと思います。ご本人の名義じゃない場合、最悪の場合ですね、株主の権利を失われたりすることもありますので、この点には十分ご注意頂ければと思います」と話していて他人名義の株券はそのまま株主の権利が他の人に渡ってしまう可能性もあります。まだ、自宅に眠っている株券がないか十分な注意が必要です。