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最近ではちんすこうや飴など、お菓子に塩を使ったスイーツが数多く出ていますが、きょう紹介するのは県産の塩ともう一つの県産品を使用したデザートです。

南城市佐敷にある焼き立てパンとケーキの店「みなもとや」。オープンして28年になるこの店で、地域の人の間で話題になっているデザートがあります。

それが豆乳塩プリン!ぷるるんとしたなめらかさに、カラメルソースがかかった体に優しいプリンです。

宮城源幸さん「自分たちの従業員たち豆腐が好きで、週に1回、豆腐屋さんから豆腐を買っていたものですから」

考案したのは、佐敷でおじいちゃんの代から菓子職人の三代目・宮城源幸さんです。これまでも地域に根ざした商品を作ってきた宮城さん。地元の豆腐屋さんから豆乳を仕入れ、体にいいものを作りたいと、豆腐の日(10月2日)にあわせて発売しました。

宮城さん「最初は、いくら健康だといっても苦手な人がいっぱいいる」

体にいいからといっても、おいしくなくてはデザートとして認められない。様々な材料を試した結果、クリームチーズとミネラル豊富な県産塩を加えることで、風味豊かな味に仕上げました。

宮城さん、今後は地元のピーマンを使ったデザートにも挑戦してみたいと意気込んでいます。

宮城さん「東京あたりでも野菜を使ったスイーツとか流行っているので、その辺から情報を仕入れながら、もし自分で出来るものであればチャレンジしたいと思っています」

この豆乳塩プリン、豆乳はくせがあるとイメージですが、クリームチーズによってで抑えられ、さらに塩で甘みが引き出されています。次は、ピーマンを使った新商品が楽しみです。