※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

度重なる原子力潜水艦の寄港に対してうるま市議会は17日臨時議会を開き意見書と抗議決議案を審議しています。うるま市議会では17日午前、基地対策特別委員会をひらきアメリカ軍が事前の通知もなしに原潜を寄港させたことや度重なるホワイトビーチへの寄港など基地問題にかかる3件について意見書と抗議文を作成、そのあと開かれた臨時議会に提出しました。

議会開会にあたり知念恒男市長も「原潜はことし大変な数で寄港していてうるま市としても関係機関に寄港中止要請を行っている」と述べました。3件の意見書と抗議文は現在審議中でこのあと可決される見通しです。

また週明けにはアメリカ軍や外務省など関係機関に対し抗議行動を展開します。アメリカ軍は今月10日、事前の通知もなく原子力潜水艦をホワイトビーチに寄港させ、その数日後にも2隻の原潜が寄港。そのうち1隻は翌日再寄港するなど、今年に入っての寄港回数は36回となり異例の事態となっています。

なお、抗議決議と意見書は午前11時45分に全会一致で可決されました。