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沖縄電力が中城村で建設を進めている火力発電所を巡って海が汚れるとして南城市の漁業者らが13日抗議大会を開きました。これは、沖縄電力が2012年使用開始予定で現在建設中の吉の浦火力発電所について周辺の漁業者らが計画の見直しを求めているものです。

大会には組合員らおよそ150人が参加。照喜名朝敬組合長は「温かい排水が流れ出ることで魚やサンゴが死滅し、その影響は必ず周辺に及ぶ」と指摘しました。その後、沖縄電力に計画の見直しを求める大会決議を採択し参加者全員でシュプレヒコールを上げました。

この問題について沖縄電力は環境影響評価手続きや既存の火力発電所の水温調査などから、知念漁協周辺への影響はないとしています。