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任期満了に伴う那覇市長選挙が9日に告示され、現職、新人合わせて3人が立候補を届け出ました。立候補したのは届出順に、自民、公明推薦の現職で3期目を目指す翁長雄志さんと、社民、社大、共産、民主、国民新党が推す新人で元県議会議員の平良長政さん、それに会社代表の屋良朝助さんの3人です。

翁長さんは出陣式で、2期8年の実績を強調し、「人と人とが支え合う、市民と市民が助け合う、県都那覇市として街づくりを一生懸命にやる。そして必ず日本一の那覇市を3期目の4年間で実現していきたい」と訴えました。

平良さんは出発式で、自公政権の中で生まれた後期高齢者医療制度の廃止などを強く訴え、「生活第一、そして地元企業優先の市政を築いていく」と訴えました。

屋良さんは出陣式で、保守でも革新でもない独自の立場で観光と環境の保護を結びつけたいと訴え、「観光入域料を観光客から受け取り、那覇市、沖縄全体の環境美化に回す」と訴えました。

那覇市長選挙は街づくりや行財政改革などを争点に、事実上、翁長さんと平良さんの一騎打ちとなっています。期日前投票は10日開始、投票日は16日で即日開票されます。