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22日、那覇発羽田行の全日空機の副操縦士から基準値を超えるアルコールが検出されたため、出発が1時間半遅れていたことがわかりました。出発が遅れたのは22日午前8時5分に那覇空港を出発し、羽田に向かう予定だった全日空120便です。

全日空によりますと出発の1時間前に行った検査で、38歳の副操縦士から呼気1リットルあたり0.327ミリグラムのアルコールが検出されました。社内規定では0.1ミリグラム以下と定められていることから、全日空ではこの副操縦士のアルコールが抜けるまで出発を遅らせ、結局、飛行機は1時間28分遅れで那覇空港を出発。乗客405人に影響が出ました。

この副操縦士は前日の21日、午後8時までにビール中ジョッキ1杯と泡盛2合を飲んだと話していて、全日空では現在、事実関係を確認しているということです。