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石垣島で大量に繁殖し、生態系を脅かしている外来種のオオヒキガエルの捕獲作戦が18日に始まりました。

南米産のオオヒキガエルは30年前にサトウキビの害虫を駆除するために持ち込まれました。毒を持っていて天敵がなく繁殖を続け、環境省では石垣島での生息数は3万匹から5万匹と見ています。

このため18日から環境省が市民に呼びかけて大規模な捕獲作戦に乗り出し、初日の説明会ではオオヒキガエルの捕獲の仕方や注意事項が伝えられました。

環境省自然保護官の田村努さんは「自然度が高い西表島に拡大しないために、石垣島で対策を講じることがキーポイントになってくる」と話しています。

これまでに捕獲作戦に登録した市民ボランティアは50人で、初日の18日だけで69匹を捕獲、環境省では11月3日までに少なくとも1000匹は捕獲したいと話しています。