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全国から集まった若手作家たちの力作を紹介するアートフェスティバルが10月15日、浦添市美術館で始まりました。第1回沖縄アートフェスティバルの応募資格は、「沖縄が好きな人」、そして「沖縄で夢を叶えたい人」。64組の中から選ばれた若手作家34組が、思い思いの作品を発表しました。

審査員には、個展に舞台美術、パブリックアートなどで活躍する日比野克彦さんを始め3人が務めます。日比野克彦賞に選ばれた一人、浦添市の宜保朝子さんの作品は、「丘のふもとのメガネトンネル」。本土とは一味違った沖縄の緑の色を表現しています。

そしてグランプリには、京都造形芸術大学4年の木村衣里さんが県内各地で行なったパフォーマンス、「駅プロジェクト」が選ばれました。

木村さんは取材に対し、「私だけでは、ほんとにできなかったものなので(活動にかかわってくれた皆さんに)感謝してます」と喜びを表していました。日比野克彦さんの作品コーナーもある沖縄アートフェスティバルは、26日までです。