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那覇祭りのメインイベント、「那覇大綱挽」が10月12日、盛大に行われました。那覇市久茂地の国道58号は、県内外から詰め掛けた大勢の人で埋め尽くされました。

2008年の支度ガーエーは東が大新城親方、そして西は津堅親方。互いに迫力ある見栄をきると、会場の熱気も一気に高まります。

秋空に揺れるくす玉が割られ、午後4時43分、翁長那覇市長の旗の合図とともに、綱挽きがスタート。綱を手にしたたくさんの人によって、長さおよそ200メートル、重さ43トンの世界一の大綱が力いっぱいに挽かれました。勝負は6分間でつき、東に軍配が上がりました。

東の勝利は3年連続で、通算成績は互いに12勝12敗11分け。縁起ものの綱を持ち帰る人たちの火照った顔に、秋の涼しい風が吹いていました。