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最下位返上に向けた取り組みです。児童生徒の学力向上の方法を探ろうと那覇市の小中学校の校長が集まり検討会を開きました。この会議は那覇市教育委員会が開いたもので市内の小中学校の校長53人が参加しました。

4月に実施された学力テストで沖縄県は全国で最下位。那覇市は県内の平均を上回ったものの全国には及びませんでした。参加した校長からは表現力やまとめる力を養うため授業の中で発表する機会を増やしたことや、校長自らが教鞭をとり、子どもたちとコミュニケーションをとっているなどの取り組みが紹介されました。

ある校長は「一人ひとりに力をつけていくには個人差もあるし、個人差に応じた指導をしていかないといけないので学校ができるのは授業改善かなと。日々の蓄積が子どもたちの力を高めていく」と話しています。那覇市では今後もこうした会を通して教師同志で課題を共有し学力向上につなげたいと話しています。