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嘉手納基地周辺の住民が、日米両政府に対して深夜早朝の飛行差止めと騒音被害による損害賠償を求めている裁判の控訴審が、1日、結審しました。この裁判は、嘉手納基地周辺の住民5541人が、日米両政府に対し、午後7時から翌朝7時までの飛行差止めと、騒音による損害賠償を求めているものです。

2005年の一審判決を、原告・国ともに不服として控訴していました。1日朝に行われた、事前集会では原告らおよそ300人が参加。勝利を勝ち取ろうと気勢を上げました。最大の争点は1998年に判決のあった第一次嘉手納訴訟で認められたうるささ指数「75」までの損害賠償がこの第2次の一審では「85」に引き上げられたため、原告が「75」を主張。司法の判断が注目されます。

判決は2009年2月27日午後1時30分からです。