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これ以上高騰が続けば生活できない。ダンプカーの運転手たちが燃料の高騰に見合った賃金の引き上げを訴え、ダンプおよそ60台でデモ行進を行いました。

デモ行進はダンプの運転手で組織する協議会が主催し、西原町内での集会には関係者およそ100人が結集しました。

集会で参加者は、燃料価格が5年前に比べて2倍以上の1リットルあたり160円に達し、さらに国や県の公共工事でダンプ1台あたりに支払われる5万1000円が、元請などから実際に支払われる額はおよそ半分に抑えられていると訴えました。

運転手の男性は取材に対し「仮に2万円水揚げしていたものが、半分は燃料代にいってダンプの維持管理もできない」と訴え、女性運転手は「燃料代も上がって単価も安くなって生活が厳しい」と訴えました。

このあと運転手たちはダンプおよそ60台を連ねデモ行進。ダンプ単価の改善と公共事業受注業者への指導徹底を求める請願書を沖縄総合事務局と県に提出し、業界の深刻な状況を訴えました。