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海の幸・山の幸に感謝し、来年の豊作と豊漁を祈る祭り、大宜味村塩屋のウンガミが27日、地域を上げて賑やかに行われました。

塩屋のウンガミは豊作と豊漁、住民の健康と地域の繁栄を祈願するもので、400年から500年の歴史があると言われています。

旧盆後の最初の亥の日に行われ、神に仕えるノロがカミンチュたちを従えて、田港、屋古、塩屋の拝所「アサギ」で、祈りを捧げる儀式を行いました。

この後、わら縄を頭に巻いた芭蕉布姿の女性たちが塩屋の浜に集まり、ウスデークを打ち鳴らして歌い踊ります。

クライマックスはカミンチュを乗せた3艘のファーリー舟による力強い櫂さばきの本バーリー。勇壮な男たちが屋古の浜から塩屋の浜まで競漕すると、女性たちが太鼓を打ち鳴らしながら海に腰まで浸かって舟を出迎えていました。