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沖縄国際大学のヘリ墜落事故から13日で丸4年。宜野湾市の伊波市長が会見を開き、アメリカ本国の安全基準にも違反する普天間基地の早期閉鎖を訴えました。

アメリカ海兵隊所属のCH53大型ヘリは2004年8月13日の午後2時過ぎ、宜野湾市の沖縄国際大学に墜落・炎上しました。

13日の伊波市長の会見は、事故から4年たっても墜落の危険性が全く変わっていない現状に抗議するもので、アメリカ国内の安全基準が全く守られていないと改めて指摘しました。

伊波市長は「普天間飛行場の危険性は極限状態であり、すぐに解決すべき問題である。今後も危険性が放置されることは決して許されるものではない」と訴えました。また伊波市長は、政府と県が設置した新たな作業チームに宜野湾市が入っていない事にも疑問を呈しました。

一方、沖縄国際大学では学生たちが事故当時、黒焦げになった校舎の写真を新校舎に展示し、事故の記憶を風化させないよう呼びかけていました。