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甲子園リポートです。鮮やかに初戦を突破した浦商ナイン。続く2回戦の対戦相手は2年前の夏の甲子園で八重山商工が対戦して勝った、千葉経済大学付属です。いったいどんなチームなのでしょうか。棚原さんです。

「沖縄県勢が千葉県勢と甲子園で対戦するのは今度で6回目。対戦成績は、過去4勝1敗と勝ち越していて、夏は負けなしです」

1回戦で強豪近代付属を倒し、2回戦に進出した千葉経済大学付属きょうの練習は、ノックでスタートしました。

松本吉啓監督「斉藤がどこまで投げられるかそこだけだと思います斉藤頼みだと思います」

千葉経済大付、チームの柱はエースで4番の斉藤圭祐投手。身長184センチの上背から繰り出す、MAX144キロのストレートに、切れのあるスライダーなど、多彩な変化球が持ち味。また、バッティングは、千葉大会でホームランも放ち、打率は375厘と打撃の要でもあります。

斉藤圭祐投手「(投げる球が)内側に入ると(浦商は)バッティングが良いので持っていかれちゃうと思うので、外の変化球のコントロールを良くして、(要注意は)やっぱりピッチャーで3番の伊波投手と1番のキャッチャー(山城捕手)を一番気をつけて投げたい」

この斉藤をいかに打つ崩すかが2回戦突破の大きな鍵ですが、斉藤は、千葉大会で出した四死球が「16」と、制球力に課題もあるだけに浦商打線のボールの見極めがの攻略のポイントにもなりそうです。

このほか、打線で注目は千葉大会で打率4割5分5厘、甲子園初戦でも2安打、5割と打撃好調の、ショートで1番、重谷祐弥。浦商の神谷監督も「最も注意しなければならないバッター」として名前を挙げるなどマークしていてこの重谷を浦商伊波がどう抑えるか注目です。

重谷祐弥遊撃手「やっぱり今絶好調に近い感じです相手が注目投手ということで自分の闘志というかそういうのもやっぱり燃えてくる」

小粒なイメージのある千葉経済大付属ですが、2年前に八重山商工と対戦し、延長10回で敗れた沖縄への雪辱に燃えていて、練習では、撮影が許されたのは守備練習のみ、バッティング練習は撮影禁止など、警戒感を強め試合に備えているだけに決して侮ることは出来ません。

ところで、浦添商業の伊波投手はきょうが18歳の誕生日なんだそうです。甲子園リポート明日は、その浦添商業の表情をお伝えします。