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宮古島産のマンゴーは全国でも品質が高いと評価を受けていただけに地元は今回の産地偽装の発覚に困惑しています。先日県内で初めて開かれたマンゴーコンテストでは県内各地から応募があった中で最優秀賞にあたる県知事賞に輝いたのは「宮古島産」のマンゴーでした。宮古島では人気の高いマンゴーのブランド化をすすめようと生産農家と行政それにJAなどが去年、産地協議会を立ち上げたところで今回の事件発覚には憤りを隠しません。

生産農家は「みんな怒ってますよ。このチャンスに全国に売り込もうと意気込んでたそういうタイミングにこういう事件が起きると水を差された、足を引っ張られているんですよね。」またある生産者は「那覇の方では宮古島産のマンゴーがなくなっているのに8月中旬になっても、宮古島産のマンゴーが出回っているといううわさは時々聞いていたんですがまさか『台湾産』が『宮古島産』として出ているとは夢にも思わなかった」と話していました。

今回産地を偽って販売していた会社の役員には宮古島の生産者一人が含まれていましたが、本人はこの事実を知らなかったと話しているということです。