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那覇市の首里高校染織デザイン科に、染織物に魅力を感じている県内各地の中学生が体験入学しました。入学の決意も織り込んだようです。

体験入学には、県内25の中学校から81人の生徒が参加。高校生から指導を受けながら、機織り機を使ってコースターを作ったり、エコバッグに色と模様をつける染め物などに挑みました。

参加した中学生は「ちょと難しいと思ってたけど、慣れたら楽しくなってきた」と話し、中には「なんだか凄く感動してます」と話す生徒もいました。

首里高校の染織デザイン科はここ数年、入学者の定員割れが続いている状況です。このため首里高では、紅型や芭蕉布など貴重な伝統工芸を継承していくためにも、こうした体験入学を通して染織物の魅力を伝えることにしています。