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明治時代、沖縄の人たちが見世物として展示されたいわゆる人類館事件を題材にした朗読劇が24日から沖縄市で公演されます。

今回、1人で3人の役に挑むのは県出身の俳優津嘉山正種さんです。人類館事件は、1903年、大阪の博覧会で沖縄や朝鮮半島の人たちが見世物として展示され「未開人」などと紹介されたものです。

しかし劇では被害者的な面だけでなく、戦前戦中の皇民化教育などを経て本土の人たちに近づきたいともがくウチナーンチュの葛藤や誰もが抱きがちな差別意識についても迫っています。

朗読劇「人類館」は24日と25日の2日間公演されます。